Q38)ツーバイフォーってなに?

A38)
 以前にお話ししましたが、沖縄の住宅の多くはRC造と言う、コンクリートと鉄筋で構造体を構成する物です。では、ツーバイフォー工法とは何かと言うと「木造」です。
 古くからある柱・梁等によって建物を構成する構造を「軸組工法」又は「在来工法」と言いますが、ツーバイフォー工法は「枠組壁工法」と言います。

 名前の由来は、構造材として使用する製材の断面が2インチ×4インチとなっていることから、 日本では「ツーバイフォー(2×4)」と付けられました。
 発祥は19世紀初頭の北アメリカで、当時多くの住宅の構造に使われていた「バルーン工法」と言う基礎土台から2階までの通し柱に床・壁を取り付ける工法が原形と言われています。
 特徴としては、壁内に筋交いと言う斜材がない為断熱材を容易に取り付けできる事や、壁組などを工場でできる為、工期が軸組工法に比べると短くできる点です。細い材料の組合せで構造を構成するので、大きい柱や梁で構成する在来工法より頼り無いなと思う方もいると思いますが、構造強度はしっかりとしているので、構造上優劣はないです。

 では、在来工法とツーバーフォー工法どちらで家を建てたら良いかと言うと、どちらでも良いと思います。平面計画など御自身の住宅計画に最適な工法を選んで下さい。
 沖縄におけるツーバーフォー工法住宅は、ハウスメーカーの物が主流です。工場生産が可能な事、工期短縮などメリットを最大限活かせるからだと思います。
 設計事務所の設計した住宅でもツーバーフォー工法は採用されて、創意工夫で個性的な住宅が実現しています。
 RC造主流の沖縄ですが、建築工法には様々な物がありますので、御自身の住宅を新築する際には、検討してみてはいかがでしょう?

<2004年12月執筆>