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　建物の登記を行います。（新築後１ヶ月以内に）
　一級建築士事務所では、登記は行いません。ではどこに依頼するのかですが、下表に簡単にまとめてみました。。

　順序としては「表示登記」が最初に行う登記です。
　建物の住所は○○番地で、△△平米の面積で、□階建の・・・などの測量と内容の「表示登記」を土地家屋調査士が行います。
　この次に、この建物は誰の物かを登記する「保存登記」を司法書士が行います。
　これにより、登記済書と言う権利書が完成し、法的にしっかりと誰の物かが確定する訳です。

　では費用についてですが、土地家屋調査士報酬は、私の事務所のケースとインターネット等で調べた金額の平均はおよそ１０万円前後（建物規模により違いがあるので目安です）。
　司法書士報酬については、司法書士会連合会から出されている「司法書士報酬額基準」というものがあり、これを表にしたものがどの法務局にも掲示されているそうなので見てみるといいでしょう。合計業報酬金額は、抵当権の登記の有無により、同一建物でも変わって来ます。

　土地家屋調査士、司法書士事務所も複数ありますので、買い物の原則である「複数事務所へ見積依頼」して、金額・業務内容を比較検討の上、確認し決定した方だ良いでしょう。報酬金額の基準はあるとは言え、それぞれの事務所の業務報酬指針は若干違いがありますから。

＜2004年11月執筆＞