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　最近、住宅新聞やインターネットでよく目にする「オープンハウス」って何ですか？と言う質問を受けました。これは「住宅の完成見学会」の事です。
　６月２９日、外来語言い換え提案のニュースがありました。つい最近の事なので覚えている方も多いでしょう。日本語には様々な外来語があり、どんどん定着して来ています。建築業界用語にも当然たくさんあります。
　
　「オープンハウス」も外来語の一つですね。各設計事務所、施工会社「完成見学会」と言ったり「オープンハウス」と言ったりで、統一した表現を取っていません。漢字だと固い雰囲気！？外来語だとオシャレで気軽な感じ！？と言った風に使い分けているのでしょうか？さて、オープンハウス（完成見学会）に行った時にはどうするべきか。

　オープンハウスとは『住宅』の完成見学会である事を忘れてはいけません！

■ 受け付けにて記帳ノートなどあれば、必ず書きましょう！
・ 家を初めて訪問する時には自分の名前を名乗ったり、名刺を出したりするはずです。
　また、誰か分からない人を家に招く住人も居ないでしょう。
■ 新品の家です、あちこち過剰に触ったりするのはやめましょう！
・ 入居前に汚れがあったり傷があったりするのは、これから住む人は気分が良くないものです。
　鞄の持ち込み禁止（塗壁仕上げの場合、振り向きざまに壁に当たって傷つけるかもしれません）、手袋着用など徹底しているオープンハウスもあります。

　オープンハウスにルールと言うものはありません。ただ、お宅訪問と同等のマナーがある事を念頭において参加して下さい。

＜2004年6月執筆＞